週間ノート手帳の生活記録は、家族と刻む大切な時間

週間ノート手帳の生活記録は
家族と刻む大切な時間

肥留川かおりさん

小学生の男の子と幼稚園の女の子、2人の母である肥留川かおりさん。育児や家事、習いごとの送り迎え、飲食店でのパートなど、子育てを中心に据えた忙しい日々を送っています。

肥留川さんのすっきりと見やすく整理されたEDiT 週間ノート手帳は、これまであらゆる手帳を使い、さまざまなことを記録してきたという肥留川さんの"集大成"。

「出産で大きく変わった」という肥留川さんの手帳の使い方、そこに至るまでの経緯や思いなどをお伺いしました。

TEXT : ごとうあいこ PHOTO : 吉崎貴幸

記録は全て手帳で管理
目的別に複数活用

「やらなきゃいけないことは手帳に書き出してしまうので、頭の中がすっきりするんです」

肥留川さんは、EDiTの週間ノート手帳に子どもたちの予定、パートタイム勤務のシフトからやること・やりたいことをTO DO化したリスト、支出、給食の内容、趣味の読書や映画鑑賞、ボディケア、掃除までを週単位で管理。その他目的別に、4冊の手帳を使い分けているというから驚きます。

「週間ノート手帳は、必要なものを見やすくまとめた『生活管理帳』として活用していますが、もう1冊は家事タスクをメモ書きしてTO DOに落とし込む家事ノートになっていますね。あとの2冊は、2人の子どもたちの育児記録用です」 

暮らしの中で、新たな興味や必要性を感じるものが出てくると、「すぐに専用の手帳を用意してしまう」という肥留川さん。個々の手帳に記録をつけ始め、のちに必要な情報を1冊に集約したものが、週間ノート手帳でした。

「EDiTと他の手帳を比べたときに、特に違いを感じる点は、紙の質感です。つるっとしていて色が真っ白で本当にキレイです。マーカー、カラーペンの色が映えると思います」

2017年からEDiTの週間ノートを使っている肥留川さん。当初は、“家事ノート”として書いていたそうです。

「その頃は、お弁当や家事全般の記録として使っていました。上部の3分割のバーチカル部分は、お弁当の写真を貼って、下部のノート欄に家計簿を付けていたんです。マンスリーページは、掃除の予定に活用。毎月必ず掃除する場所や購入予定のある日用品を書き出し、買いもれがないようにチェックしていました」

それまで何冊もの手帳に書き分けていたうちの1冊だった週間ノート手帳。それが現在のフォーマットになったのは、2018年からだそう。

「こうやってまとめるきっかけになったのは、最近人気のノート術『バレットジャーナル*』でした。私もやってみたいと思いましたが、一から手書きで始めるのにハードルを感じて、手帳の中でも自由度が高そうなEDiTの週間ノート手帳にまとめてみることにしたんです」

*バレットジャーナル : ニューヨーク在住のデザイナー、ライダー・キャロル氏が考案した、ノートとペンを使い、スケジュールやタスクを管理する箇条書きのノート術

毎日をうまく楽しく回すための
「生活管理帳」

① その週に心がけたいことや気をつけたいことをメモ。スタンプを使うことでページが一気にかわいくなる

② 家事、ボディケアはハビットトラッカータイプの表にまとめ、できた日には色塗り。洋服は週の始まりに1週間分を決めて記入

③ 上段は午前、中段が午後、下段がTO DOと子どもの給食メニュー、と項目別に記入。イニシャルで子どもの予定も管理

④ 毎日見る手帳に大まかな支出をつけることで、続かなかった家計簿も習慣に。項目別に1週間の合計も記録

⑤ 読んだ本や見た映画などの記録とひとことメモ

「見やすさ重視で、何をするのかがひと目で分かる使い方を目指している」という肥留川さんの手帳は、必要な情報が一目瞭然。わかりやすく整理されています。後半のノートページには、肥留川さんが本やインターネットで見つけた掃除術や整理整頓に関する記事をまとめ直したメモがぎっしりありました。

「夜寝る前に1日の整理、TO DOのやり残し確認をして、次の日に備えています。そして、朝起きたらまず目を通して予定、TO DO、洋服をチェックするんです。着る洋服をあらかじめ決めて書いておくので、朝の洋服選びに時間を取られることがなくなったことも、このフォーマットのいい点ですね」

家事なども一週間でどれだけこなせたかがひと目で分かり、「達成感を味わえるようになった」という肥留川さん。「この手帳は、常にキッチンカウンターの上に置いて、いつでも確認出来るようにしています。管理したいことをすべて見開きページにおさめているので、確認が楽なんです。手帳は毎日が上手くいくための必需品ですね」

家族、そして自分が心地よくいるために、手帳を使って「やるべきこと」を客観的に見つめながら、ひとつひとつ実行していく……きちんと整理され、書き込まれた手帳を眺めていると、「多忙な毎日に流されずに、しっかり根を張りながらていねいに暮らす」という肥留川さんの決意が伝わってくるようです。

手帳会議は、日曜日の夜に

「予定は子どもたちのことでほぼ埋まってしまうし、TO DOもほとんど子どもに関することが多いかもしれないですね(笑)。でも、自分のために使える時間も意外と持てるんですよ。幼稚園の送迎のときに図書館にちょっと寄るとか、子どもの習い事を待つ時間に手帳を書いたり、本を読んだり。そういう時間を有効活用するだけでもリフレッシュになります」

読書と映画鑑賞が好きという肥留川さんは、「週に1度は楽しみたい」と決めていて、手帳にもしっかり記録しています。ただ、やるべきこともたくさんあるので、その舵取りをするため、毎週日曜日の夜に翌週の予定を立てる“手帳会議”を開くのが習慣に。

ページを彩るマイルドライナーやスタンプは、肥留川さんにとって手帳をより見やすくするために欠かせない必須アイテム

「TO DOには、すべて優先順位をつけます。『やりたいけど翌日でも大丈夫』ということは、どんどん後回し。たくさん詰め込んじゃうと、できなかったときにすごく疲れちゃうんですよね」

また掃除や支出は、「毎晩寝る前に書く」という肥留川さんは、以前は手帳とは別に家計簿を用意していたそう。

「生活費の内容もかなり細かくつけていましたが、細かくしたのがダメだったようで、なかなか続けられずにいました。毎日見る手帳に簡単に支出のみを書くことにしたところ、続けられるようになりました」

産院の「育児手帳」が
記録を始めるきっかけに

そんな肥留川さんのさまざまな手帳の使用法は、インスタグラムにもアップされていて、フォロワーから質問が来ることもあるそうです。「ただ出産前は、こういう手帳の使い方はしていなかったんですよ」と続けます。

「手帳を記録”やタスク管理”として使い始めたのは、子どもが生まれてから。それまで手帳は、スケジュール管理として使う以外、考えていなかったんです」

長男の漣くんの宿題を見ながら、手帳タイムを取ることも多い

高校生のときに使い始めたB6サイズのシステム手帳を皮切りに、ウィークリーやマンスリーなど様々なフォーマットを使い続けるも、書くのは常に予定のみ。「日記すら書かなかったですね」と笑う肥留川さんが、ライフログを始めたのは、長男の出産時に産院でもらった“育児手帳”がきっかけでした。

「週間バーチカルのフォーマットで、授乳や睡眠時間などを記録していました。6カ月分書けるようになっていたのですが、7カ月目からなくなってしまうので『ああ、どうしよう、もうページがない!』と焦ってしまって(笑)」

そのときに、一般的な手帳(スケジュール帳)で育児日記をつけている人の情報を目にして、「これだ!」と思い、1日1ページタイプの手帳を購入。SNSなどですてきな育児日記をつけている人を参考にスタートしたのが2010年で、ここから今につながる色々な手帳の使い方に発展していきました。

大好きな手仕事は
時間を忘れて没頭

そして肥留川さんが、今、書くことと同じくらいハマっているのがハンドメイド。肥留川さんご自身や娘さんの洋服、幼稚園のバザーで販売する小物などをつくる時間がとても楽しいそうです。

「小さい頃に母が私の服をつくってくれたんです。それで、娘が生まれたときに、私もつくってあげたいなって思ったんですよね。ヘアゴムや、ワンピース、手提げバッグ、さらに自分の洋服にも挑戦したり、時間を忘れて夢中になってしまう(笑)」

娘さんのワンピースから自身のブラウスやパンツまで、肥留川さんのハンドメイド作品の一部

一度始めると寝食する時間を惜しんで没頭してしまうため、「じっくり作れないときはお休み」というハンドメイドについても「そのうち記録をしていきたい」と目を輝かせています。

家族とともに刻む時間を、より大切に、心地よく過ごすために練られた手帳を携え、ていねいな日々を送る肥留川さん。今後も手帳と、そして家族と向き合いながら、明るく、朗らかに暮らす様子が目に浮かぶようです。

肥留川かおりさん
肥留川かおりさん Kaori Hirukawa

夫、一男一女の4人家族。育児のためアパレルメーカーを退職。現在は飲食店でアルバイトをしながら、子育てを楽しんでいる。育児日記、自分用と何冊も手帳を使うほど書くことが好きで、またハンドメイドも趣味。
Instagram : @kalenrenao